
LA拠点のJeff KleinmanによるソロプロジェクトBegging Dogが、新曲「Common Place」のミュージックビデオを公開した。この楽曲は12月12日リリース予定のデビューアルバム『DEMO 1』に収録され、Kleinmanがソルトレイクシティで過ごした5年間の体験をもとに書かれた。喜びと困難、愛と痛みが交錯した当時の記憶を振り返り、学びや感謝の思いを歌った作品となっている。
Begging Dogは、Kleinmanが在籍するChoir Boyとは別に展開するインディ・パンクプロジェクト。Garage Punkを基調とした生々しいサウンドと、Bruce Springsteenを思わせる平易な歌詞表現が特徴で、『DEMO 1』は自身で録音・制作・ミックスを手がけたセルフプロデュース作品。DAIS Recordsにより、初のヴァイナルリリースも予定されている。全26分の収録曲は、日常の観察や街の人物、生活の断片を鋭く描き出し、シンプルながらも力強い歌声とベースやシンセのうねりが際立つ。
楽曲「Common Place」は、ソルトレイクでの思い出の中で感じた喜びと苦悩、友情や喪失をテーマにしており、Kleinman自身の変化と成長も反映されている。MVはAlex BlocherとKleinmanによる共同監督で、パフォーマンスをそのまま捉えたシンプルな演出となっている。