長らくストリーミング配信されていなかったAbandoned Pools『Humanistic』。Eels脱退後のTommy Walterが生み出したデビュー作は、オルタナティブ・ロックとエレクトロニクス、ポップセンスが交差する2000年代の隠れた名盤だった。
長らくストリーミング配信されていなかったAbandoned Pools『Humanistic』。Eels脱退後のTommy Walterが生み出したデビュー作は、オルタナティブ・ロックとエレクトロニクス、ポップセンスが交差する2000年代の隠れた名盤だった。
Good Flying Birdsの『Talulah's Tape』は、2020年から2024年に録音されたホームレコーディング音源をまとめた実質的なデビュー作だ。DIYならではの親密な空気感と確かなソングライティングが共存する一枚。
smushのEP『standards』は、既存楽曲をカバーという形式で引き受け直しながら、記憶の中で変質した音像として再提示する作品だ。リバーブに沈むボーカルとノイズが溶け合い、原曲とは異なる時間感覚を立ち上げている。
Poppy『Empty Hands』 (2026 / Sumerian) Poppyはこれまで、ポップ/メタル/実験的ポップという異なる音像を次々に使い分けることで、ジャンルや期待そのものを揺さぶってきたアーティストだ。
Maria Somerville『Luster』 (2025 / 4AD) アイルランド西部の野趣あふれる海岸線と湿った風が、ひとつの音像として耳に残る作品が『Luster』だ。Maria Somervilleは故郷コネ
Sorryがサード・アルバム『COSPLAY』で示したのは、仮面を脱ぎ捨てることでむしろ自分らしさが立ち上がるという逆説だ。ポップからパンク、エレクトロニカまで多様な“装い”を自在にまといながら、その中心には揺るぎないアイデンティティの自由が息づいている。
Hatchieの最新アルバム『Liquorice』(2025年11月7日/Secretly Canadian)は、シューゲイズ的轟音とドリームポップ的浮遊感、ポップ的明快さを絶妙に融合させた作品。内省的で甘くほろ苦い楽曲群は、新たな恋や喪失、再起の感情を繊細に描き出し、Hatchie自身の音楽的核に立ち返った成熟作となっている。
Yndlingが描く、北欧ドリームポップの現在 本作『Time Time Time (I’m in the Palm of Your Hand)』は、彼女にとって2作目となるフルアルバム。 前作『Mood Booster』(2024年/Spirit Goth)で見せた“ベッドルーム・ドリームポップ”をさらに深く掘り下げ、Yndling=シルジェ・エスペヴィク(Silje Espevik)の音楽的個性がより明確に結晶した作品となっている。