
ニューヨーク拠点のバンドA Place To Bury Strangersが、新曲Acid Rainを公開した。同曲は、4月3日にDedstrangeよりリリースされるレア音源集Rare And Deadlyからのセカンドシングルとなる。先行曲Everyone’s The Sameに続く新曲で、初期トランプ政権下の空気を背景に制作されたという。
フロントマンのOliver Ackermannは、本楽曲について、権力者による強制や暴力が常態化していく状況に対する怒りや困惑が出発点にあったと説明している。冒頭のチャントは、マンハッタンやブルックリンで行われたジョージ フロイド抗議運動の現場で録音された実際の音声を使用。楽曲は、怒りや悲嘆、歴史が繰り返されることへの感覚を内包している。
ミュージックビデオは2026年1月16日にニューヨークの地下鉄車内で撮影された。ウィリアムズバーグ橋を渡りロウワー イースト サイドへ向かう車内で演奏が行われ、脚本や演出を設けないゲリラ的手法で収録されたという。
Rare And Deadlyは、2015年から2025年までのデモ、B面曲、未発表曲などをまとめた作品。Ackermannの個人アーカイブから選ばれた音源で構成され、各フォーマットごとに異なるトラックリストが採用される。CD、カセット、アナログ、デジタルそれぞれに固有の内容が収録され、単一の完全版は存在しない仕様となっている。
バンドは4月からヨーロッパツアーを開始し、ハンブルク、プラハ、ミラノ、ブリュッセル、ユトレヒトなど各地を巡回。5月1日にはアイントホーフェンで開催されるFuzz Club Festival 2026にも出演予定。