
青葉市子が、2020年発表のアルバム『Windswept Adan』のリイシュー盤をhermineよりリリースした。本作のアナログ盤は約2年ぶりの流通で、通算4度目のプレスとなる。あわせて、2026年3月31日にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催される自身最大規模のUKヘッドライン公演も控えている。
『Windswept Adan』は青葉にとって7作目のスタジオ・アルバム。作曲家の梅林太郎と共同制作され、アンビエント・サイケフォークや室内楽、ジャズの要素を横断するコンセプト作として発表された。架空の島アダンへ追放された少女の物語を、オーケストラルなテクスチャーと緻密なサウンドデザインで描き出す内容で、リリース当時はThe GuardianやPitchforkなど海外メディアから高い評価を獲得。Album Of The Yearでは2020年のユーザー評価1位を記録するなど、国際的な評価を確立する作品となった。
今回のリイシューはデラックス仕様の見開きダブル・エコ・ヴァイナルで、歌詞シートや印刷インナースリーヴを封入。制作過程のスケッチや写真などを収録した88ページの書籍『Dreams & Visions』とのバンドルも用意されている。
ロイヤル・アルバート・ホール公演では、梅林太郎およびロンドン拠点の12 Ensembleと共演予定。2025年に5大陸を巡ったワールドツアーに続く「Across The Oceans」ツアーの一環として開催される。近年作『Luminescent Creatures』もThe GuardianやPitchforkなどで評価を受けており、青葉市子の国際的な活動はさらに広がりを見せている。