
ブリストルのデュオThe Actionsが、新曲Take Moreをミュージックビデオとともに公開した。2021年のデビューアルバム『Flourish』以来、久々の新作リリースとなる。
これまでの作品では、影のあるテクスチャーやシネマティックな空間性を重視したサウンドが特徴だったが、今回のTake Moreではより直接的で攻撃的なアプローチへと変化。エレクトロニックを基盤にしながらも、より鋭く、パンク的なエネルギーを感じさせるサウンドへと進化している。
楽曲は落ち着かない緊張感と推進力のあるビートが特徴で、これまで以上にストレートな表現が印象的。バンドは「より強く、より直接的なものを作りたかった」と語り、今回のシングルがその新しい方向性を象徴する楽曲になっていると説明している。
歌詞は郊外での若者の生活をテーマにしており、将来への不安や閉塞感、故郷に残るか外へ出るかの葛藤を描いたもの。単調な日常から抜け出そうとする衝動や孤独感が、楽曲全体のムードを形作っている。
シングルは3曲入りでリリースされており、オリジナルバージョンに加えて、よりミニマルなFlatland Mix、そしてIKO Twinsによるリミックスも収録。それぞれが異なる角度から楽曲の緊張感を引き出している。
公開されたミュージックビデオは、埃っぽい広大な風景の中で若者たちがさまよい、踊り、衝突する姿を描いた映像。郊外に暮らす若者たちの退屈や孤立、そして束の間の享楽を通して、楽曲のテーマである閉塞感と衝動を視覚的に表現している。
The ActionsはこれまでBBC Radio 6 MusicでのオンエアやClash Magazineでの評価などを通じて支持を広げてきた。今回のTake Moreを皮切りに、2026年にはさらなる新曲のリリースも予定されているという。