ブルックリン拠点のポストパンク／オルタナティヴ・ロック・バンド CLONE（クローン） が、新作EP『Care To Try』をリリースした。あわせて、リミテッド・エディションの7インチ・アナログ盤も Little Cloud Records より登場している。ジャケット写真は、Pixiesや4AD Recordsの作品で知られる Simon Larbalestier が手がけた。
本作は、LG Galleon（Dead Leaf Echo） と Martin Bisi（Sonic Youth、Swans、Brian Eno、John Zorn、Herbie Hancock、Iggy Popほか）が共同プロデュースを務め、Bisiが手掛ける名スタジオ BC Studio（Brian Enoと共に設立）でレコーディング。マスタリングは Fred Kevorkian（The White Stripes、Regina Spektorなど）が担当している。
収録曲「Care To Try」は、“社会の中で声を上げられない人々の再生”をテーマにした楽曲で、語りのパートでは政治的抑圧や権力構造への視点も示されているという。EPにはそのほか「Galvanized」「Libras at Dusk」を含む全3曲を収録。7インチ盤にはA面に「Care To Try」、B面に「Libras at Dusk」が収められている。
CLONEは2024年にアルバム『CL.1』を発表し、SXSWやChristian Death、Twin Tribes、La Witch、Live Skull、The Veldtらとの共演も果たしてきた。現在は、LG Galleon, Paul Liziragga（Namesake）, Alex Cox（The Veldt）, Avery Brooks, Jeremy Duvall らを中心にライブを展開している。
EP『Care To Try』はBandcamp、Spotify、Apple Musicなど各種プラットフォームで配信中。2026年には新作フルアルバムのリリースも予定されている。
リリース情報
CLONE『Care To Try』
Label：Little Cloud Records
Format：Digital / 7” Vinyl
Tracklist：
Care To Try
Galvanized
Libras at Dusk
