
オマハ拠点のアウトロー・カントリーバンド Lightning Stills が、新曲「Gas Me Up」を公開した。同曲は、2026年2月20日に〈Max Trax Records〉よりリリースされるセルフタイトルのデビュー・アルバム『Lightning Stills』からの先行曲となる。
「Gas Me Up」は、ボーカル兼ギタリストのクレイグ・フォートが、ダイブバーで過ごした10年にわたる日々を振り返った自伝的楽曲だ。常連客たちと何度も「駐車場へ向かった」夜の記憶を軸に、酩酊と日常が交錯する場面を描いている。一方で、フォートは現在6年間の断酒を続けており、本作は飲酒を賛美する内容ではなく、その渦中にあった人生の断片を記録したものだという。彼はこのプロジェクトを、断酒の過程で自身を支える創作の場として始めたと語っている。
アルバム制作には、プロデューサーのイアン・アイエロの提案により、The Stray Birdsの創設メンバーとして知られるフィドラー、オリヴァー・ベイツ・クレイヴンが参加。ツアー中にスタジオ入りし、複数楽曲で演奏を披露している。Lightning Stillsというバンド名は、無色透明で高いアルコール度数を持つムーンシャインを指す言葉に由来し、ウェイロン・ジェニングスやジョニー・ペイチェックに連なるアウトロー像を投影した架空のキャラクターでもある。
バンドは2020年に結成され、フォートを中心に、マイク・フリードマン、トム・メイ、ダン・マクスウェル、マット・バウムらオマハのミュージシャンが集結。ハードコアやガレージ、インディーなど異なる背景を持ちながら、純粋なアウトロー・カントリーへの愛で結びついている。アルバム『Lightning Stills』は、同日オマハのSlowdownでリリース公演も予定されている。