ロサンゼルス拠点のドリームポップ／ダークウェイブ・デュオ、LUCKYANDLOVEが、3作目となるアルバム『Humaura』（フマウラ）を発表した。本作は「テクノロジーの支配から解き放たれた人間の感情の大気」を意味する造語で、人間性の回復とデジタル社会への静かな抵抗をテーマにしている。
ロサンゼルス拠点のドリームポップ／ダークウェイブ・デュオ、LUCKYANDLOVEが、3作目となるアルバム『Humaura』（フマウラ）を発表した。本作は「テクノロジーの支配から解き放たれた人間の感情の大気」を意味する造語で、人間性の回復とデジタル社会への静かな抵抗をテーマにしている。
メンバーはLoren LuckとApril Love。MoogやJunoなどのアナログシンセとドラムマシンを駆使し、温度差のあるエレクトロニック・サウンドに官能的なボーカルを重ねた。彼らのサウンドは、シンセウェイヴ、ポストパンク、ダークポップが交錯する独自のもので、これまでの『Lucky + Love』『Transitions』に続く深化を見せている。
『Humaura』はパンデミック下で制作され、人間のつながりや孤独、SNSからの離脱、自己の再発見といったテーマを描く。楽曲「I Am Human」ではデジタル依存への警鐘を鳴らし、「Lonely At Night」では孤独の痛みを、「Secret Is Out」では真実の解放を、「Melt In Sunshine」では自己の再生と安らぎを表現している。
レコーディングとミックス／マスタリングはグラミー受賞エンジニアのBe Hussey（Modern English, The Soft Moon, Boy Harsherなど）が担当。アナログ盤マスタリングはNick Townsend（Weezer, Grimes, Dr. Dreなど）が手がけた。
『Humaura』は10月31日にSRD（Southern Record Distributors）からリリース。BandcampやLUCKYANDLOVE公式ストアのほか、各種配信サービスでも配信中。
LUCKYANDLOVEは12月13日、カリフォルニア州ユッカバレーのMohave Gold Barで開催される〈Luna Negra Goth Nights〉に出演する予定。
