
サウスロンドンの5人組Ain’tが、新曲「Grazer」を公開し、あわせてEP『How They Faked The Moon Landing』のリリースを発表した。EPはFear Of Missing Out Recordsより5月22日に12インチで発売される予定で、DinkedのEarly Doors First Editionsとしても展開される。
「Grazer」は約3分に満たない楽曲で、ギターの揺らぎやコーラスワークを軸にしたサウンドが特徴となっている。温かみのあるギター、流動的なベース、抑制されたドラミングが組み合わされ、内省的な歌詞とともに構成されている。これまでのシングルと同様に、90年代のインディーロックやシューゲイズ、ローファイ、ドリームポップなどの要素が参照されている。
本作はAli Chant(Dry Cleaning、Yard Act、Sorry)とのレコーディングによって制作されており、これまでに発表されたシングル群と「Grazer」を含む全6曲がEPとしてまとめられる。
ボーカルのHanna Baker Darchは「Grazer」について、大衆文化や創造性に対する個人的な考えをもとに制作された楽曲であると説明している。特定の作品を例に挙げながら、表現行為そのものの重要性について言及している。
Ain’tはこれまでに複数のシングルを発表し、各メディアからの支持やラジオでのオンエアを通じて活動を広げてきた。ライブ面でもUKツアーや各種イベントへの出演を重ねており、2026年もフェスティバル出演やヘッドライン公演が予定されている。
今回のEPはこれまでの活動の一区切りとして位置づけられると同時に、今後の展開に向けた導入的な作品となる。今後も新たなリリースが予定されている。

Tracklisting: