
デトロイトのインストゥルメンタル・ポストロック・カルテット、Man Mountainがニュー・アルバム『Threads of Another Life』を7月24日にSpartan Recordsよりリリースすることを発表した。あわせて、リード・シングル“Bright Oblivion”のビデオも公開されている。
2018年作『Infinity Mirror』以来6年ぶりのフルレングスとなる本作は、パンデミック以降の数年間にわたる孤立、不安、個人的変化を背景に制作された作品。全7曲のインストゥルメンタルで構成され、シネマティックなアンビエンスと重厚なダイナミクスを行き来する内容となっている。
ギタリストのMike Reaumeは、本作について「最初から明確なコンセプトがあったわけではないが、曲を並べていく中で、それぞれがパンデミックの異なる段階に結びついていることに気づいた」と説明している。タイトルや楽曲名も後から付けられたもので、希望や停滞感、喪失感、受容といった感情の推移を反映しているという。
Man Mountainはミシガン州南東部で結成され、当初はAmerican FootballやThe Appleseed Castに通じるエモ/インディーロック的アプローチを軸としていたが、近年は完全インストゥルメンタル編成によるポストロックへと発展。本作ではHammockやSlowdiveからの影響を感じさせるアンビエントやシューゲイズ的テクスチャーに加え、Motown由来のリズム感覚も取り入れている。
制作はパンデミック期間中のリモート作業からスタートし、その後ネブラスカでJeremy Wurst(Minor Movements、Tigerwine)とともにレコーディングを実施。マスタリングはCaspian、Hammock、Humなどを手がけるRyan Smithが担当した。
アルバム・タイトル『Threads of Another Life』は『The Lord of the Rings』に登場するフロドの台詞「How do you pick up the threads of an old life?」から着想を得たもの。変化以前には戻れない感覚や、時間の経過による断絶が作品全体を貫いている。
“Bright Oblivion”のビデオは現在公開中。アルバムのプレオーダーも開始されている。