SUNESIS、アルバム『DESTINATIONS』の日本発売と初来日公演が決定

Between the DoorsNEWS3 hours ago27 Views

ブエノスアイレス出身で、現在はバルセロナを拠点に活動するプロデューサーMelisa Blombergのソロプロジェクト、SUNESISのフルアルバム『DESTINATIONS』が10月16日に日本発売される。これに合わせて、10月11日には渋谷7th Floorで初来日公演となるJapan Showcaseが開催される。

『DESTINATIONS』は、SUNESISが掲げる「Music For Space Stations(宇宙ステーションのための音楽)」というコンセプトのもと制作された作品。「Ode to Science Fiction=SFへの賛歌」をテーマに、シンセサイザーを中心としたダークでシネマティックなエレクトロニック・ミュージックと、レトロ・フューチャーな世界観を組み合わせている。

2025年9月にリリースされた同作は、SUNESISにとって初のフルレングス・ヴァイナルLP。未来都市や宇宙空間を思わせるビジュアルで知られるシド・ミードや、映画音楽と電子音楽の分野で活動したヴァンゲリスからインスピレーションを受け、SFを軸とした世界観をアルバム全体で構築している。AR(拡張現実)対応ポストカードも組み込まれ、音楽以外の要素を含む作品として制作された。

サウンド面では、Prophet Rev2、Korg Wavestate、Roland Juno-106などのハードウェア・シンセサイザーを使用。豊かなシンセ・テクスチャーとざらついた電子音を組み合わせ、そこに幻想的なヴォーカルを重ねることで、広がりのある音響空間を作り上げている。

資料では、SUNESISの音楽はMassive Attack、Portishead、Boards of Canadaにも通じる空気感を持つ一方、宇宙や未知の空間をテーマとしていると紹介されている。臨床研究に携わる医師でもあるBlombergは、生物学におけるミクロな複雑性を、宇宙的なスケールのサウンドスケープへと変換しているという。

BlombergはアルゼンチンのLa Siesta del FaunoでKlaussのErnesto Romeoに師事し、サウンド・シンセサイザーを学んだ。2023年にはKeychange Artistとして800名の応募者から74名のグローバル・イノベーターに選出され、MUTEK ES、Way Out West Festival、Sala Apoloなどにも出演。8人編成のシンセサイザー・アンサンブルSynthSurfersEnsembleのメンバーとしてヨーロッパ・ツアーも行っている。

また、2023年のアルバム『Orbital』は、MondoSonoroの「Best Electronic Albums of 2023」の一作に選出された。今回の『DESTINATIONS』では、SUNESISがこれまで展開してきたSpacewaveの世界を、音楽に加えてSFやヴィジュアル・アートの要素へと広げている。

初来日公演となる「Sunesis “Destinations” Release Party」は、10月11日に渋谷7th Floorで開催。SUNESISのほか、Nia Lexoらが出演する予定となっている。

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