
イタリア・ミラノのパンク/ハードコア・バンド Tornado Lobster Killer が、新曲「Pay To Play」をリリースした。
本楽曲は、今後リリース予定のアルバム『Lobsteria』からの先行シングルとして公開されたもので、DIY精神を軸に活動を続けてきたバンドの現在地を映し出す作品となっている。
「Pay To Play」というタイトルは、アンダーグラウンドのライブシーンにおける構造的な問題を批判していた故Marco Garripoliとの会話から生まれたものだという。楽曲では、ライブ出演のために自己負担を強いられる状況や、セルフプロモーション、経済的不安、閉塞感など、インディペンデントな音楽活動を取り巻く現実が皮肉と怒りを交えて描かれている。
作曲はCromaとMatteoが担当。バンドはこの曲について、単なる不満の表明ではなく、「それでも音楽を続ける理由」を含んだ作品であることを示している。
レコーディングはCristian Masieroが担当し、ベース録音はイギリス・RingwoodのHP Music Studioで実施。その後、Cristian Masiero Music Studioにてミックスとマスタリングが行われた。ジャケット写真は友人のNoraが撮影し、アートワークはCromaが手がけている。
2018年に結成されたTornado Lobster Killerは、Marco “Croma” Cordopatre、Matteo Salaroli、Nanà “Octopus” Dalla Portaを中心に活動を開始。自主制作でリリースしたセルフタイトル作以降、ライブ活動を重ねながらイタリアのパンクシーンで存在感を高めてきた。これまでに Punkreas のオープニングアクトも務めている。
現在はCristian Masiero(ドラム)、Roberto Moro(リードギター)を含む編成となり、新作『Lobsteria』ではメロディック・ハードコアの要素を強めつつも、従来のパンクロック的アティチュードを維持しているという。
「Pay To Play」は、その作品世界の導入となるような1曲として位置付けられている。