GHO$$がデビューアルバム『The Whitest Blackout』をリリース

Between the DoorsNEWS5 days ago36 Views

ジャカルタを拠点とするオルタナティブ・ポップ/トリップホップ・バンド、GHO$$が、デビューアルバム『The Whitest Blackout』をリリースした。あわせて、アルバム収録曲「666」のミュージックビデオを公開している。

GHO$$は2014年にMuhammed Diegoshefa Dilanegara(Vo, Keys)、Diego Aditya(Guitar, Vo)、Dhemo Anugerah Putra(Bass)、Thotinius Sinambela(Drums, Keys, Percussion)、Muhammad Indirwan(Guitar)によって結成されたバンド。ダーク・ポップ、トリップホップ、インディーロック、アトモスフェリックなエレクトロニクス、ヒップホップのリズムを融合させたシネマティックなサウンドを特徴としている。

『The Whitest Blackout』は、2017年発表のEP『The Blackest Whiteout』と対を成すコンセプト作品。意識が暗闇へ沈んでいく瞬間を描いた前作に対し、本作では喪失やトラウマを経て再び光へ向かう過程をテーマに据え、癒やしや再生、現実を受け入れることを描いている。

アルバムは、アンビエント・インストゥルメンタル「Train」から始まり、うつや感情的虐待、依存、失恋、怒り、自己破壊、自己受容といったテーマを12曲を通して描く構成となっている。「Her」はうつ病、「2N8」は支配的な関係からの解放、「Break」ではMadukinaを迎え依存と回復、「#SADBOYSCLUB」と「Purple Season」では人間関係や恋愛の終わりを題材としている。

終盤では「Bridges」と「SAME」で自己省察へと視点を移し、ラストを飾る「Die & Go」は2024年に逝去した創設メンバーのDiego Adityaへ捧げられた楽曲として制作された。別れや喪失を受け入れ、新たな一歩を踏み出すことを象徴する作品となっている。

本作は2017年頃には大部分の楽曲が完成していたものの、メンバーの健康問題や新型コロナウイルス感染症の影響、さらにDiego Adityaの死去を経て制作が延期されていた。その後、Kazumasa Albert(Guitar)とDaniel Clift(Keys)が加わり、セルフレコーディングとセルフミックスによって完成。マスタリングはStephan Santosoが担当している。

また、「666」のミュージックビデオはMellow Spliceが監督を務め、理性と心の内側に潜む葛藤をテーマに制作された。撮影はジャカルタのライブハウスRossi Musikで行われ、作品全体のコンセプトを映像でも表現している。

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