
カリフォルニアの5人組Soft Scienceが、5枚目のアルバム『Sand』を9月4日にShelflife Records(北米)とSpinout Nuggets(UK)からリリースした。
『Sand』は全10曲を収録。これまでの作品で培ってきたドリーム・ポップ、ポストパンク、シューゲイズ、ダークウェイヴを基盤に、きらめくギター、エーテルのようなボーカル、ベースとドラム、シンセサイザー、エレクトロニック・テクスチャーを組み合わせたサウンドを展開している。浮遊感のある質感を保ちながら、よりノイジーな側面や前進するリズムも取り入れた作品となっている。
アルバムに先駆けて「Spinning」「Understand」「Fade」の3曲を公開。「Spinning」は繰り返される会話やパターンから抜け出せない感覚を、「Understand」は時間の経過と回復を、「Fade」は記憶や変化、つながりをテーマにしている。3曲では、レイヤーされたハーモニーや重なるギター、電子音、フックを備えたメロディーが、『Sand』の音楽的な方向性を示している。
歌詞では、関係の変化や失われたものへの記憶、過去のパターンを繰り返す感覚を軸にしながら、希望や回復、再びつながる可能性にも触れている。アルバム全体を通して、愛や記憶、アイデンティティが変化によってどのように形を変えるのかが描かれている。
Soft ScienceはKatie Haley(ボーカル、パーカッション)、Matt Levine(ギター)、Ross Levine(ギター、バッキング・ボーカル)、Becky Cale(ベース、バッキング・ボーカル)、Tony Cale(ドラム)によるバンドで、Hans Munzがエレクトロニクスで参加している。これまでに『Highs and Lows』(2011)、『Detour』(2013)、『Maps』(2018)、『Lines』(2023)を発表。KEXP、WFMU、Part-Time Punksでのライヴ・セッションや、New York Popfest、Paris Popfestなどへの出演も行っている。
『Sand』はCD、ヴァイナル、デジタルでリリースされ、Spotify、Apple Music、Bandcampなどで配信・販売されている。